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本能寺

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※読み方は、各流派により異なる場合がございます。
題名 本能寺
読み:ほんのうじ
作者 頼山陽(らいさんよう)1780 〜 1832
特徴 古詩
時代 江戸後期
漢詩 本能寺溝深幾尺
吾就大事在今夕
コウ粽在手併コウ食
四簷梅雨天如墨
老阪西去備中道
揚鞭東指天猶早
吾敵正在本能寺
敵在備中汝能備
(コウ=草かんむりに交)
読み 本能寺 溝の深さ 幾尺なるぞ
(ほんのうじ みぞのふかさ いくせきなるぞ)

吾れ大事を就すは 今夕に在り
(われだいじをなすは こんせきにあり)

コウ粽手に在り コウを併せて食ろう
(こうそうてにあり こうをあわせてくろう)

四簷の梅雨 天墨の如し
(しえんのばいう てんすみのごとし)

老阪西に去れば 備中の道
(おいのさかにしにされば びっちゅうのみち)

鞭を揚げて東を指させば 天猶早し
(むちをあげてひがしをゆびさせば てんなおはやし)

吾が敵は正に 本能寺に在り
(わがてきはまさに ほんのうじにあり)

敵は備中に在り 汝能く備えよ
(てきはびっちゅうにあり なんじよくそなえよ)
意味(通釈)  本能寺の溝の深さはどのくらいあるのか。本能寺にいる信長を討つのは今夕がよい。
 光秀はちまきを手に取り葉ごと食べた。軒の周りは墨を流したように梅雨の雨が激しい。
 老の阪から西に向かえば備中への道であるが、光秀は鞭を揚げて東へ向かった。
 「我が敵は本能寺にあり」と勢いづいたが、本当の敵は備中の秀吉であり十分準備をしなければならなかった。
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メモ 本能寺を天王寺と間違わないように。