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祝賀詞(祝賀の詞)

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※読み方は、各流派により異なる場合がございます。
題名 祝賀詞(祝賀の詞)
読み:しゅくがのし
作者 河野天籟(こうのてんらい)1861 〜 1941
特徴 七言律詩
時代 大正昭和
漢詩 四海波平漲瑞煙
五風十雨潤桑田
福如東海杳無限
壽似南山長不騫
鶴宿老松千載色
亀潜江漢萬尋淵
芙蓉之雪大瀛水
磅ハク神州輝九天
(ハク=石へんに薄)
読み 四海波平らかにして 瑞煙漲り
(しかいなみたいらかにして ずいえんみなぎり)

五風十雨 桑田を潤す
(ごふうじゅうう そうでんをうるおす)

福は東海の如く 杳かに限り無く
(ふくはとうかいのごとく はるかにかぎりなく)

壽は南山に似て 長えに騫けず
(じゅはなんざんににて とこしえにかけず)

鶴は宿る老松 千載の色
(つるはやどるろうしょう せんざいのいろ)

亀は濳む江漢 萬尋の淵
(かめはひそむこうかん ばんじんのふち)

芙蓉の雪 大瀛の水
(ふようのゆき たいえいのみず)

神州に磅ハクして 九天に輝く
(しんしゅうにほうはくして きゅうてんにかがやく)
意味(通釈)  世の中は穏やかな波のように静かに平和に満ちている。五風十雨の順調な気候は田畑を潤している。
 幸福は東海の如くはるか無限に続く。寿命は南山に似て長くかけることはない。
 鶴は老松に宿り千年を示し、亀は大河の萬尋の奥深い淵に住み、ともにめでたい生き物である。
 富士山の雪や大海原の水のような、満ち満ちた気で天までも輝いている。
メモ